西武・多和田、6回3失点で今季初黒星「もっと球威で押すべきだった」
日本ハム戦でテンポつかめず「慎重になりすぎてしまった」
■日本ハム 5-2 西武(5日・東京ドーム)
西武・多和田真三郎投手が5日、日本ハム戦(東京ドーム)で先発し6回6安打3失点。今季初黒星を喫した。
初回に2死走者なしから3番・近藤に四球を与えると4番・中田に適時二塁打を浴び先制を許した。その後もテンポをつかめず6回までに106球を投じ3失点。5回10安打4失点だった3月29日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)に続き2週連続で勝ち星をつかめなかった。
「慎重になりすぎてしまったし、もっと球威で押すべきだった」と猛省した。「周りからも(打者に)向かっていっているようには見えなかったと思う。カード頭なのでしっかりしないといけない」と改めて先発陣の柱としての自覚を口にしていた。
小野投手コーチは「試合は作ったけど彼に求めているのは軸として活躍すること。もっと精度を上げてもらわないといけない」と昨季16勝をあげたエースに注文をつけていた。
(安藤かなみ / Kanami Ando)