マ軍サービス監督が菊池雄星の対応力を絶賛「状態にキレはなかったが何とか…」
初回に味方が拙守、指揮官「序盤の守備が1回(3失点)の大きな原因」
■ホワイトソックス 10-8 マリナーズ(日本時間6日・シカゴ)
5日(日本時間6日)の敵地ホワイトソックス戦で今季3度目の先発マウンドに上がったマリナーズ菊池雄星投手。序盤に6失点しながらも5回まで粘投し、勝利投手の権利を持って降板した。救援が崩れ、惜しくもメジャー初勝利を逃した左腕について、スコット・サービス監督は「これまで2試合ほど状態にキレはなかったが、何とか踏みとどまり、素晴らしい仕事をした」と称えた。
初回にサンタナが先制ソロを放ち、菊池に追い風を吹かせた。だが、直後に遊撃ベッカムが1イニングに3失策。リズムが狂った菊池は3点を失った。指揮官は「序盤の守備が1回(3失点)の大きな原因になった」と不運を認め、「3失点した上に、絶好調ではなかったのに、最終的な結果は彼にとって非常にポジティブなものとなった」と前向きだった。
2回にも3点を失ったが、3回以降の3イニングは1安打無失点。サービス監督は「正直なところ、5回がベストイニングだったと思う」と振り返ったが、「球数を考えて5回で降板させた」と明かした。
苦しい投球の中にも、次に繋がる内容で締めた左腕。次回こそはメジャー初勝利を飾りたい。
(Full-Count編集部)