鷹・釜元がプロ8年目で初スタメンへ 左脇腹痛で抹消のグラシアルに代わり
「打つなら今日しかない」プロ初ヒットへ意気込む
■ソフトバンク – ロッテ(6日・ヤフオクドーム)
6日のロッテ戦(ヤフオクD)で、ソフトバンクの釜元豪外野手がプロ初スタメン出場する。この日の試合前に工藤公康監督が明かした。ジュリスベル・グラシアル内野手が5日の試合後に左脇腹痛を訴え、この日登録を抹消されたため、代役に抜擢された。
プロ8年目の釜元がようやくスタメン出場のチャンスを得た。グラシアルが左脇腹痛を訴えて登録抹消となり、試合前の全体練習時に工藤監督が「今日は釜元くんでいきます」と明言した。
釜元はオープン戦15試合で打率.316、1本塁打、5打点の成績を残して開幕1軍を勝ち取り、開幕後は4試合で途中出場していた。スタメン出場は練習中に伝えられたという釜元は「オープン戦では自分のスイングができる準備ができていた。それを今日もできるようにしたいです」と意気込む。
「自分が納得できる内容にしたい。自分とではなく相手と勝負できるように」という釜元は、ここまで1軍公式戦でのヒットがない。「打つなら今日しかないですね」とプロ初ヒットを狙っていく。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)