日ハム栗山監督、“驚愕”二塁打の大谷を珍しく絶賛 「あれはすごかった」
低い弾道で中堅フェンス直撃、「あれぇ~って。あれでいっちゃうの、みたいな感じ」
日本ハムの栗山英樹監督が1日、大谷翔平が見せた驚愕の一打に驚いた。
大谷はヤクルト戦(札幌ドーム)で「3番・DH」でスタメン出場した。2点リードの4回2死。右腕・松岡の真ん中付近のシュートを捉えた打球はライナーで中堅方向へ伸びていった。
弾道は低かった。中直かと思われたが、思いのほか打球が伸びて中堅フェンスに直撃。あと数メートルで打球が高ければ本塁打という二塁打となった。
試合後、報道陣から大谷の二塁打について問われた栗山監督。目を丸くして珍しく絶賛した。
「すごかったね。あれはすごかった。『(中堅・比屋根の)頭を超えろ』 と思っていたけど…あれぇ~って。あれでいっちゃうの、みたいな感じ。すごかったね」
大谷は昨オフにレンジャーズ・ダルビッシュとの合同自主トレを行い、一時人生初という体重100キロに乗せた。この日は3打数1安打で2年ぶりの2桁本塁打はお預けとなったが、栗山監督もビックリの一打で13試合連続安打に伸ばした。
打者・大谷の成長を感じるには十分な破壊力のある打撃だった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count