右手に打球直撃の前田健太が登板回避 「チームの総意」で1日ずらし4日先発

指揮官は「もう1日空けた方がいい」、前田「これを生かしていい投球に」

 今季5勝目を目指すドジャース前田健太投手が、2日(日本時間3日)敵地でのカブス戦の先発を回避することになった。前回5月28日メッツ戦で右手に打球が直撃。その後、続投して5回2安打無失点と好投したが、右手の腫れが完全に引かなかった。球団公式サイトによると、3日(同4日)に本拠地で行われるブレーブス戦で先発する予定だという。

 記事によると、ロバーツ監督は先発予定を1日延ばしたことについて「すべてはケンタ次第だったが、もう1日空けた方がいいというのがチームの総意だった」と話したという。前田の代わりに再昇格したばかりの新人ウリアスが2日カブス戦で先発する。

 前田は「手の状態はいい。登板日を1日延ばす決定はコーチ陣が下したものだけど、1日休みが増えるのはいいこと。これを生かして、さらにいい投球をすることができればいいと思う」と通訳を介して話したという。

 5月28日に約1か月ぶりの白星を挙げただけに、1日増えた休みを生かして5勝目につながる好投を披露したい。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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