防御率9.00と苦しむ平野佳寿 ロブロ監督の信頼は揺るがず「今後も重要な局面で」
「直球の制球と打者の視点を変えること」とのアドバイスも
今季4試合中3試合で失点し、防御率9.00と苦しいメジャー2年目のスタートとなっているダイヤモンドバックスの平野佳寿投手。結果の出ない試合が続いているが、トーリ・ロブロ監督は平野を見限るつもりはないと語っている。7日(日本時間8日)に地元紙「AZセントラル」が伝えている。
昨季75試合に登板して防御率2.44、32ホールドと1年目からフル回転した平野。記事によると、ロブロ監督は「シーズン序盤で誰かを見限りたくない。彼は我々にとって重要であり、素晴らしい投球をしてきてくれた。今後も彼に重要な局面で登板する機会を与える」と変わらぬ信頼を口にしている。
さらに「1つのこと、1つのきっかけ、そうしたことで不調を乗り越えられるかもしれない」とするロブロ監督は、記事内でアドバイスも。「スプリットは変わらずにとても良いと思う。恐らく直球の制球と打者の視点を変えることだ。彼はスプリットを連続10球投げたとしてもアウトを取れると思う。しかし、連続で多く投げすぎると打者も合わせてくる。現時点で、彼は直球の制球と打者の視点を変えることが上手くできていない」としている。
レッドソックス相手に2勝1敗と勝ち越したものの、ジェイク・ラム内野手、アレックス・アビラ捕手が続けて故障者リスト(IL)入りしたDバックス。平野は直球の制球を取り戻し、指揮官の期待に応えることができるだろうか。
(Full-Count編集部)