マイコラス、口髭剃り落とし今季3戦目で初勝利 6回3失点の力投で逆転呼ぶ
ドジャース相手に力投、3死球も粘りの投球で白星掴む
■カージナルス 4-3 ドジャース(日本時間9日・セントルイス)
カージナルスのマイルズ・マイコラス投手が8日(日本時間9日)、本拠地ドジャース戦で今季3度目の先発マウンドに上がり、6回5安打3失点3奪三振1四球の力投で初勝利を挙げた。この日は口髭をさっぱりと剃り落としてマウンドに上がり、粘りの投球で味方の逆転を呼び込んだ。
3月28日(同29日)の敵地ブルワーズ戦で自身初の開幕投手を務めたマイコラスは5回5失点で敗戦投手となると、3日(同4日)の敵地パイレーツ戦は5回3失点で勝敗はつかず。2試合で防御率7.20と苦しいスタートとなっていた。
2年連続ナ・リーグ制覇中のドジャースが相手となったこの試合、初回に死球とヒットでピンチを招いて併殺崩れで1点を失うと、ポロックには適時二塁打を浴びて2点を先制された。
カージナルス打線はその裏、オズナの2ランですぐに同点に。マイコラスは2、3、4回と3者凡退に抑えたものの、5回は2死球でピンチを招き、シーガーに勝ち越し打を浴びた。
それでも、この回を1失点で切り抜けると、6回もピンチを切り抜けて無失点。すると、その裏にカージナルス打線が2点を奪い逆転。マイコラスの後を継いだ救援陣はドジャース打線を抑え込み、4-3で逃げ切った。
マイコラスは100球を投げてストライクは57球。防御率は6.19。3死球を与えながら粘り、今季3試合目の登板で初白星を挙げた。
(Full-Count編集部)