最年少で200犠打達成のホークス今宮 運命変えた「62」の数字
バントは「プロでやっていく上で大事な仕事」
2日の中日戦の2回裏無死一塁、ソフトバンクの今宮健太がキャッチャー前への送りバントを決めた。これがプロ通算200犠打。24歳10か月での達成は、プロ野球史上最年少記録となった。
「(打席に入って)これを決めれば200というのはありましたが、特別に意識しなかったし、バントには自信があるので緊張せずにやれました」と今宮。
「今宮選手にとってはバントとは?」という禅問答のような問いかけには「これができないと1軍にいられない。大きな仕事だし、これを決めることによって信頼もされる。プロでやっていく上での大事な仕事」と答えた。
今宮は、2013年にシーズン62犠打というパ・リーグ記録を打ち立てた。奇しくもその数字“62”は、高校時代の通算本塁打の本数と合致する。