ヤクルト首位タイに浮上 DeNA浜口がプロ初完封、中日福田V弾…10日セ・リーグは?
広島は延長10回に一挙12失点 開幕から4カード連続負け越し
セ・リーグは10日、各地で3試合が行われた。
中日はナゴヤドームで巨人に3-2で逆転勝ちした。1点を勝ち越された直後の6回、2死一塁から福田の左越え2号2ランで逆転。投げてはロメロが6回6安打2失点で2勝目を挙げた。抑えの鈴木博は4セーブ目。巨人は岡本が2安打2打点と奮起。中日を上回る7安打を放ったが、打線のつながりを欠いた。メルセデスが7回5安打3失点と試合を作ったものの、今季初黒星を喫した。
DeNAは甲子園で阪神に2-0で完封勝ち。浜口がプロ初完投初完封で今季初勝利を挙げた。不安定な制球で7四球を与えながらも、9奪三振1安打無失点に抑えた。打線は5回に神里の右越え1号ソロで先制。7回2死からロペスの左越え1号ソロで加点した。阪神は打線が再三チャンスを作りながらも、あと1本が出なかった。連勝は2でストップした。
ヤクルトはマツダスタジアムで行われた広島戦で延長10回に一挙12点。15-3で大勝し、3カード連続の勝ち越しを決め、首位タイに浮上した。3-3で迎えた10回1死満塁から名手・菊池の適時失策で勝ち越し点を奪うと、3失策を絡めて8安打12得点した。広島は3連敗となり、開幕から4カード連続負け越し。最下位のままで借金5に膨らんだ。