鷹・武田、開幕2連勝へきょう日ハム戦で先発「内角を意識させることが大事」
登板間は前回登板で不満残したカーブを「ちょっとだけ調整」
■ソフトバンク – 日本ハム(11日・ヤフオクドーム)
ソフトバンクの武田翔太投手が11日の日本ハム戦(ヤフオクドーム)に先発する。
武田は4月4日のオリックス戦(京セラドーム)で7回2/3を無失点に抑え、今季初勝利。2度目の先発を前に、チームが長崎で試合を行った9日にヤフオクドームで調整。「目線を確認したかった」と、ブルペンではなくヤフオクドームのマウンドで41球を投げ込んだ。
4日の登板ではオリックス打線を5安打に抑えたが、「カーブが良くなかった」と反省。この1週間でカーブを調整したという。「調整と言っても少しだけですけどね。それも頭の位置や目線(の調整)」。昨季後半戦で中継ぎを経験したことで「力投になっていた」という武田は「(先発として)長いイニングを投げるために」リリース時まで力を抜くフォームに取り組んだ。それがオープン戦や今季初登板の結果につながった。
日本ハム打線については「今のところですけど、ボール臭い球でも振ってくるイメージ。インコースを意識させることが大事だと思います」とした。首脳陣としては、12日からの楽天3連戦(楽天生命パーク)に向けて、救援陣を少しでも休ませる投球を期待したいところだろう。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)