DeNA今永、3回5失点KO 今季57試合目で初めて先発投手が5回投げきれず
12球団1位のチーム防御率を誇るDeNA、ここまで安定感抜群のルーキーが…
DeNAのドラフト1位ルーキー今永昇太投手が4日、本拠地での交流戦・ロッテ戦で3回7安打5失点と打ち込まれ、KOされた。DeNAの先発投手が5回持たずに降板したのは、今季57試合目で初となった。
今永は初回、先頭の加藤にヒットを許すと、1死二塁となってから角中にライトへの先制タイムリーを浴びた。打線はその裏、宮崎のソロですぐに同点に追いつくと、2回の今永は2死から田村にヒットを打たれながら、チェンを見逃し三振に仕留める。
しかし、3回につかまった。2死から角中、ナバーロに連続四球。すると、清田に勝ち越しタイムリーを浴びた。ここから、鈴木、細谷、田村にも打たれ、4連続タイムリーで5失点。最後はピッチャーのチェンを見逃し三振に仕留めたものの、この回までに5失点。その裏の攻撃で代打を送られ、1-5と4点のリードを許した状態で降板となった。4回からはドラフト2位の熊原が登板した。
この試合の前まで12球団トップのチーム防御率3.09を誇っていたDeNA。しかし、ここまで安定感抜群だったルーキーがパ・リーグ2位のロッテ打線に打ち崩され、今季57試合目で始めて先発投手が5回を投げきれなかった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count