ホークス、日ハムが熊本地震支援募金 工藤&栗山監督らが試合前に呼びかけ
日本ハム・栗山監督らも協力
■ソフトバンク – 日本ハム(11日・ヤフオクドーム)
福岡ソフトバンク株式会社とホークス選手会が11日、日本ハム戦を前にヤフオクドームで平成28年熊本地震被災者支援の募金呼びかけを行った。
熊本で最初の地震が発生したのは2016年(平成28年)4月14日の夜。同16日未明にも震度7の本震が起こり、大分県を含む広い範囲に被害をもたらした。
ソフトバンクは直後に復興支援のプロジェクト「ファイト! 九州」を立ち上げて、義援金の寄付や募金の呼びかけなどを実施するとともに、被災地の子どもたちのための野球教室を開くなどの支援活動を続けている。そしてユニフォームの右袖には今でも「ファイト! 九州」のワッペンをつけて戦っている。
震災から3年が経過しようとしている11日、工藤公康監督をはじめ、森、ミランダ、モイネロ、大竹、甲斐野の5投手が募金の呼びかけを実施。対戦相手の日本ハムも協力し、栗山監督と上原、ロドリゲスの2投手が参加した。ヤフオクドーム総合案内所にも募金箱を設置し、集められたファンの善意は熊本県共同募金会へと寄付される。
また、ソフトバンクは2016年からスタートさせた主催試合入場者数に連動した復興支援プログラムも継続。主催試合のシーズン入場者数×1円をNPO法人ホークスジュニアアカデミーに寄付し、熊本県・大分県で行う野球教室などの支援活動費用として利用される。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)