ダルビッシュ、2敗目も女房役は無四球に手応え 「今年は良いピッチングができる」
今季3度目の登板は5回1/3、5安打4奪三振5失点(自責4)で2敗目、初勝利ならず
■パイレーツ 5-2 カブス(日本時間11日・シカゴ)
カブスのダルビッシュ有投手は10日(日本時間11日)、本拠地パイレーツ戦に先発し、5回1/3を5安打4奪三振5失点(自責4)で今季初勝利ならず2敗目を喫した。それでも無四球と安定した制球力を見せた右腕に女房役のコントレラスは「僕が思うに、これは素晴らしい試合」と賛辞を送った。MLB公式サイトが伝えている。
初回にセルべリに先制ソロを浴びるなど、6回途中を投げ2被弾を含む5安打5失点でマウンドを降りたダルビッシュ。気温4.4度と厳しい状況の中で投げ抜いたことにマドン監督は「彼はその寒さに非常にうまく対応していた。初球からとても落ち着いていたと思う。彼は非常に自信があったと思う」と評価。
今季デビュー戦となった30日(同31日)のレンジャーズ戦で7四球、前回登板の4日(同5日)ブレーブス戦では4四球と制球力に不安を見せていたが、この日は無四球と修正。これには指揮官も「今日はストライクをたくさん奪っていたし、彼は直球を思い通りのところに投げていた」と、賛辞を送っている。
また、女房役を務めたコントレラスも「もし彼がゾーンを攻め続けたら、今年は良いピッチングができるだろうね。四球はいくつだったの? ゼロ? ほらね、僕が思うに、これは素晴らしい試合だよ」と語り、2敗目を喫した右腕をかばっていた。
(Full-Count編集部)