日本ハム、4月9戦のうち8戦で3点以下 栗山監督「全て含めてこっちの責任」
4番中田は4試合、18打席連続ノーヒット
■ソフトバンク 5-2 日本ハム(11日・ヤフオクドーム)
日本ハムがカード勝ち越しを逃した。11日、ヤフオクドームで行われたソフトバンク戦。先発の加藤が4回に大量5点を失うと、打線が2点止まりに終わって反撃できなかった。
6日の西武戦で先発し2回無失点だった加藤が中4日で先発。3回までソフトバンク打線を1安打に封じていたが、4回に崩れた。1死から内川に三塁への内野安打を許すと、デスパイネの打球が自身の足に当たって内野安打となった。ピンチは2死満塁となると、上林、甲斐に適時打を浴びた。代わった西村も釜元に適時三塁打を許して、この回5失点。これが最後まで響いた。
結果的に2回り目でつかまった加藤だったが、試合後、栗山英樹監督は「(デスパイネの打球は)足に当たってなかったらゲッツーでしょう。全て含めてこっちの責任。飲み込んで我慢しないと」とコメント。投手の起用プランについても「今日はイニングを割り振りながら。いける人、いけない人が決まっていたので」とし、ある程度事前にイニング数も決めていたことを示唆した。
打線は7回、1死三塁から中島卓の適時内野安打、西川の右前適時打で2点を返した。さらに2死一、三塁のチャンスを作ったが、4番の中田が遊ゴロに凡退し、好機を逸した。主砲はこれで4試合、18打席連続ノーヒット。チームも4月に入ってからの9試合で、3点以下の試合が8試合と苦しい展開が続いている。