SB山田、7回1失点の快投で1100日ぶり勝利 753日ぶり1軍マウンドで躍動
打線は内川、長谷川の2者連続弾などで援護
ソフトバンクの山田大樹投手が7日、本拠地でのDeNA戦に先発し、7回4安打1失点3奪三振2四球と好投。2014年5月16日のオリックス戦(京セラドーム)以来753日ぶりの1軍マウンドで、2013年6月3日の阪神戦(ヤフオクドーム)以来、実に1100日ぶりの白星を挙げた。ソフトバンクは6-3で勝利した。
山田は初回、2死から連続四球で一、二塁とするも、ロペスを右飛に仕留めて無失点。2回は3者凡退、3回は2安打を許して2死一、三塁とピンチを招きながら、筒香を捕邪飛に打ちとった。
4回は再び3者凡退とすると、強力打線が援護を始める。その裏、1死二塁から松田がタイムリーツーベースを放ち、先制に成功した。
5、6回は3者凡退。これで3イニング連続で3者凡退と試合のリズムを作る。すると、ソフトバンク打線は6回、先頭の柳田がセンターへのヒットで出塁し、続く内川が2ラン。さらに、長谷川が2者連続弾を放ち、その後、牧原のタイムリーツーベースも飛び出して5-0とリードを広げた。
山田は7回、2死からロマックの二塁打、エリアンのセンター前タイムリーで1点を失う。しかし、ここで代打・高城を三ゴロ併殺打に打ち取り、最少失点で切り抜けた。
山田はこの回限りで降板。8回、2番手でマウンドに上がった岩嵜が梶谷にソロ本塁打を浴び、3点差に迫られる。さらに、四球とヒットで無死一、二塁とされ、3番手森福がマウンドへ。2死一、三塁なってから登板した4番手スアレスがロペスにタイムリーを浴びたが、代打・下園を遊飛に仕留めてリードを守った。
9回は守護神サファテが締めて、ソフトバンクが勝利。山田に久々の白星がついた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count