菊池雄星、指揮官は無理させない方針 「健康な状態でシーズンを終えられるよう」
マリナーズのサービス監督はメジャー1年目の菊池を慎重に起用する方針を明言
マリナーズのスコット・サービス監督が13日(日本時間14日)、アストロズとの試合前の会見で開幕から先発ローテーションを守り続ける菊池雄星投手について「いい投球をしている。(ここまでの活躍は)全く驚いてはいない」と賛辞を送った。
菊池はここまで4試合に登板し0勝0敗、防御率4.15と今だ勝ち星がない状況だが2度のクオリティースタート(QS、6回以上を自責3以内)を記録。3試合連続で降板後に白星を逃す不運もあったがサービス監督は「いい投球をしている。(ここまでの活躍は)全く驚いてはいない」と語り、心配していない様子。
スプリングトレーニングからケガなく順調に調整を進め、日本で行われた開幕カードにも先発。順調にメジャーに対応しステップアップするルーキー左腕を「彼は、ここではないがプロでずっとやってきた。マウンドにあがり、チームメートとも会話している。それはスプリングトレーニングからとても印象的だ」と評価した。
菊池は15日(日本時間16日)のインディアンス戦でメジャー初勝利をかけ今季5度目のマウンドに上がる。今後の起用法について問われた指揮官は「ユウセイが健康な状態でシーズンを終えられるようなプランを続けるつもりだ」と語った。
(木崎英夫 / Hideo Kizaki)