金字塔迫るイチロー、現地記者も安打放つたびにカウントダウン
今季3度目の“猛打賞”、3000安打へ残り30本切る
8日(日本時間9日)の敵地ツインズ戦で3安打をマークしたマーリンズのイチロー外野手。3000安打へ着実に安打を積み上げている様子を現地メディアも速報している。
この日、「1番・DH」で3試合連続スタメンとなったベテランは最初の打席こそ中飛に倒れたが、3回1死走者なしの第2打席、5回1死一、三塁の第3打席、6回2死一塁の第4打席と3打席連続で右前安打をマーク。メジャー通算2971安打とし、3000本まで残り「29」とした。また、日米通算も4249安打とし、メジャー最多安打のピート・ローズの4256本まで一気に「7」まで縮めた。
金字塔に迫る42歳について、現地記者はヒットを放つたびにツイッターで速報。第2打席でライト前に弾き返し、今季2度目の3試合連続安打をマークした直後、敵地ミネソタの地元紙「パイオニア・プレス」のマイク・ベラルディーノ記者は「イチローがライトにライナーでヒット。MLB通算3000安打まで残り31本」とレポートした。
また、2安打目の直後にはマーリンズの球団公式ツイッターが「イチロー! 5回にタイムリーヒットと我々が加点!」と速報し、「2970安打でイチローメジャー通算3000本安打まで、わずか30安打」とレポート。「イチロー3000」のハッシュタグを登場させて、カウントダウンを一気に盛り上げた。
さらに3安打目を放った際にはMLB公式サイトのマーリンズ番記者ジョー・フリサロ氏が自身のツイッターで「イチロー、今夜3安打。現在3000本安打まで29本」と速報した。
イチローはこの日5打数3安打1打点1得点で打率.330と上昇。今季3度目の“猛打賞”の大暴れでメジャー30人目のマイルストーンまで一気に迫っている。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count