ダルビッシュ、右肩張りで5回降板も医師診察は異常なし
リハビリ登板中も経験「明日は普通にキャッチボールできる」
メジャー復帰後3試合目の先発となった8日(日本時間9日)のアストロズ戦で、肩の張りを訴えて5回1失点で登板したレンジャーズのダルビッシュ有投手だが、試合後の記者会見では「明日は全然普通にキャッチボールできます」と話したと、地元紙「フォートワース・スターテレグラム」電子版が伝えている。降板直後にチームドクターのキース・マイスター医師が診察し、異常なしの診断を下しているそうだ。
初回に先頭スプリンガーに先制アーチを許したが、その後は球速は最速98マイル(約158キロ)を計時するなど、快調にアウトを積み重ねていった。3回には1死二塁からセンター前安打されるが、中堅デズモンドが強肩で走者を本塁で刺し、マウンド上のダルビッシュを盛り立てた。
4回2死一、二塁の場面で8番ゴンザレスを空振り三振に仕留め、ダグアウトへ戻ったダルビッシュは「4回終わってからちょっと(肩が)張っているかなって思って」と体の異変に気がつき始めたと話している。「同じことはリハビリ登板でもあった」そうで「とりあえず5回は投げきろう」とマウンドへ戻ったが、「真っ直ぐを投げるのがちょっと怖かったのでチェンジアップ気味に投げた」とも明かしたという。