「やっと届いた!」藤田菜七子騎手が初のノーバウンド始球式 菜七子スマイル炸裂
一昨年に続いて3年連続でZOZOマリンスタジアムでの始球式登板
■ロッテ – ソフトバンク(16日・ZOZOマリン)
JRAの藤田菜七子騎手が16日、ZOZOマリンスタジアムで行われたロッテ―ソフトバンク戦で始球式を行った。同球場では3年連続の“大役”。3度目の正直の投球で、念願のノーバウンド投球を披露した。
マウンドに立った時は緊張感が伝わってきたが、息をフウーッと吐くと、ワインドアップから豪快なフォームを繰り出した。投球は山なりながら、バウンドせずに捕手のミットに収まると、緊張から解放され、菜七子スマイルが炸裂した。
「やっと、届きました!(ノーバウンドで届いて)嬉しかったです。厩舎の方と練習をしてきた甲斐がありました」と過去2回で思うような投球ができなかったため、この日も室内練習場で投球練習を重ね、感じをつかんでいた。
「今年こそはホームベースまで届きたいという想いがあったので本当に嬉しいです競馬とは違う独特の緊張感の中、投げさせていただいて楽しかったです」と笑顔で振り返った。