ダルビッシュはローテ通りに先発予定 一夜明けキャッチボール

最終決定はブルペン次第も順調、レ軍監督も「かなり状態がいいのだろう」

 8日(日本時間9日)のアストロズ戦で右肩の張りを訴え、5回を投げて76球で降板したレンジャーズのダルビッシュ有投手が、9日(同10日)朝に元気にキャッチボールを行ったと、地元紙「フォートワース・スターテレグラム」電子版が伝えている。

 前日、右肩の張りを訴え、大事を取って降板していたダルビッシュは、試合後の会見で「(みんなから)トミー・ジョン(手術)の後だから、いろんなところが痛くなるし、これが普通だと言われました」と話し、自らのツイッターでも「肩は大丈夫なのでご心配なく!」と、ファンにメッセージを送っていた。

 同じく試合後の会見で、13日(同14日)アスレチックス戦に予定されている次回先発も問題ないだろうとの見解を示していたが、この日、問題なくキャッチボールをこなせたことで、1つ段階をクリアできたと言えそうだ。記事では、その次のステップとして「金曜日に予定されている通常のブルペン投球練習をすること」とし、無事に終えられれば、予定通り13日先発にゴーサインが出る見込みだという。

 記事によれば、スケジュール通りに先発できるというダルビッシュの言葉を聞いたバニスター監督は「選手たちは自信がある時にそういう言葉を発する。かなり状態がいいのだろう」と話したそうだ。

 緊急降板のニュースで、一瞬ヒヤリとしたファンも多かっただろうが、大事ではなかったようで、まずは一安心してもよさそうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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