好調オズナ、イチローの存在も刺激に 「僕にとって長年のアイドル」
4安打と活躍のオズナ、「イチローとプレーすることは僕の夢だった」
マーリンズは9日(日本時間10日)の敵地ツインズ戦で10-3と勝利し、連敗を2で止めた。大量リードの最終回に救援が崩れて満塁のピンチを招いたものの、何とか1失点でしのいだ。この日、「1番・ライト」でスタメン出場したイチローは決勝打を含む5打数2安打1打点2得点の活躍。3試合連続のマルチ安打で3000安打まで残り27本とし、日米通算ではメジャー最多安打のピート・ローズの4256本まで5本と迫った。そのベテラン外野手について、同じく4安打3打点と活躍したマルセル・オズナ外野手が「僕の先生」と尊敬の念を示している。
試合後、テレビインタビューに答えた25歳は好調を維持する42歳について「イチロー選手とプレーすることは僕の夢でした。特に彼は僕にとって長年のアイドルだった。チームメイトでいられることはとてもうれしい」と語った。
以前からイチローを「師匠」として慕う様子を現地メディアでも取り上げられているオズナは「彼はとてもいい先生。フィールドでもロッカールームでも学ぶことは多い。とても尊敬しています」と付け加えた。
オズナ自身、昨季は不調に陥ったが、今季は好調を維持。ここ最近は不振のスタントンに代わって4番を任されるなど、打率.324、11本塁打、34打点と打線を牽引している。そんな有望な若手外野手はイチローとのプレーも大きな刺激になっている様子だ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count