前田健太が7回途中1失点で今季3勝目&MLB通算40勝! 快投に本拠地ファン総立ち
今季2度目のQS達成でメジャー通算40勝目、ドジャースは6連敗の後に3連勝
■ドジャース 6-1 レッズ(日本時間17日・ロサンゼルス)
ドジャースの前田健太投手が16日(日本時間17日)、本拠地レッズ戦で今季4度目の先発マウンドに上がり、6回2/3を4安打1失点5奪三振3四球で今季3勝目(1敗)を挙げた。今季2度目のクオリティースタート(QS、6回以上を自責3以下)を達成し、防御率は3.80。チームは6-1で勝利し、3連勝を飾った。
前田は初回、1番に入った好打者ボットを切れ味抜群のチェンジアップで空振り三振に仕留めると、右飛、ニゴロと12球で3者凡退に仕留めた。ドジャースはその裏、ベルドゥーゴのタイムリーで幸先よく1点を先制した。
2回、前田は先頭プイグを右飛、ケンプを二ゴロと昨季までの同僚を抑えた後、ディートリッチに四球を与えたものの、ペラザは右飛。ドジャースはその裏にもピーダーソンの8号2ラン、ヘルナンデスのタイムリーでさらに3点を追加した。前田は3回は1死からピッチャーのマーレに二塁打を許すと、ボットに適時二塁打を浴びたが、スアレスを二直、ウィンカーを右飛に仕留め、最少失点で切り抜ける。
4回には2死満塁のピンチを背負うも、ピッチャーのマーレを空振り三振。5回はヒットを浴びながら9球で無失点に抑えると、6回は初回以来の3者凡退。その裏の攻撃で2死から打席に立ち、三振に倒れた後、89球で7回もマウンドに上がった。
7回は先頭バーンハートをチェンジアップ、代打カサリを速球で空振り三振。ここで球数が98球となり、交代となった。ダグアウトに戻る前田にドジャースタジアムはスタンディングオベーション。98球でストライクは62球。防御率は3.80と再び3点台に戻した。
打線は7回にベルドゥーゴの左中間二塁打で2点を追加。ドジャースは6-1で勝利し、6連敗の後に3連勝。前田はメジャー通算40勝目(28敗)となった。
(Full-Count編集部)