好調イチロー4戦8安打も再び控えに? マ軍監督「起用法はこれまで通り」
ツインズとの交流戦3連戦が終了、今後の起用法は?
ツインズとの敵地3連戦で7安打3打点1盗塁と活躍したイチロー。3試合連続のマルチ安打は今季2度目で、9日(日本時間10日)の第3戦では7回にチームを勝利に導く勝ち越しのタイムリーを放った。ここまで4試合連続でスタメン出場中のイチローだが、ここ3試合はDHがある交流戦だったことが大きく影響していた。ナ・リーグ球団との試合に戻る10日(同11日)の敵地ダイヤモンドバックス戦からの起用法はどうなるのか。ドン・マッティングリー監督はイチローをベンチに戻す可能性を示唆している。地元紙「マイアミ・ヘラルド」が報じている。
イチローはこの日の試合で「1番・ライト」で出場し、初回に右前安打、7回の4打席目にも右前適時打を放った。5打数2安打2得点1打点で打率.333。この3連戦で7安打とヒットを量産し、3000安打の金字塔に残り27本とした。また、日米通算ではメジャー最多安打を誇るピート・ローズの4256安打まで「5」と迫っている。
好調を維持するイチローの起用は今後どうなるのか。地元紙は「マーリンズはナショナルリーグの球場に戻る。指名打者はミネソタに置いていくことになる。マッティングリーはマイアミの4番目の外野手であるイチローについての決定を下さなければいけない。 それではフェニックスでは誰がベンチに座るのか?」と問題提起。その中で、指揮官は以下のようにコメントしている。
「彼は昨年150試合に出場することになり、その過程で本当に苦しんだことをチームも気づいていたと思う。我々は彼をシャープな状態で保ちたいと思っている。そのため、これまでの起用法通りにいきたい。彼は我々にとって偉大であり続けている。そして、突然違う役割を押し付けようとは思わない」