ダルビッシュがブルペン投球、肩に問題なし 14日アスレチックス戦で先発へ
ブルペンで順調に21球、投手コーチ「みんなと同じ道のりを歩いている」
レンジャーズのダルビッシュ有投手が、10日(日本時間11日)に遠征地シアトルでブルペンでの投球練習を行い、問題なく21球を投げた。この結果、スケジュール通りに13日(同14日)敵地でのアスレチックス戦に先発することになったと、地元紙「ダラス・モーニングニュース」電子版が伝えている。
ダルビッシュは前回先発した8日アストロズ戦で右肩の張りを訴えて、5回76球で降板。右ひじ靱帯再建手術から復帰して3試合目だっただけに、周囲は肩の状態を心配したが、本人は自らのツイッターで“念のための措置”であったことを強調。その言葉通り、心配は杞憂に終わったようだ。
記事によれば、自身もトミー・ジョン手術の経験者だというブロケイル投手コーチは「あの手術を受けた選手みんなと同じ道のりを歩いているだけ。今は納得の投球ができる状態に戻していく過程をたどっている。体の状態と肩肘の状態はまったく別物。時には『また怪我したか?』と思っても、実は大したことではなかったということがある」と話したという。
ダルビッシュは5月28日パイレーツ戦で復帰し、これまで3試合で投げて2勝無敗、防御率2.87となっている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count