イチロー、最多ローズに「4」 敵地遠征で打率.471の好調に「ギアを上げた」
日米通算4252安打&メジャー2974安打、好調ぶりに「彼はミッション遂行中」
マーリンズのイチロー外野手は11日(日本時間12日)、敵地でのダイヤモンドバックス戦に代打で出場し、一塁強襲の内野安打を放った。メジャー通算2974安打として、3000安打へ残り26本。日米通算4252安打で、ピート・ローズの歴代最多安打4256本までは残り4本とした。
ミネソタ、アリゾナの遠征5試合で17打数8安打の打率.471としている背番号51について、地元メディアは「すべて一段階ギアを上げた」と絶賛。マーリンズは3-5で逆転負けを喫し、連勝は2で止まった。
イチローは、エース右腕フェルナンデスの代打として7回1死で登場。5回までパーフェクトピッチングを続けていたフェルナンデスは、2点リードの6回2死から突如崩れて5連打で4点を失い、逆転を許していた。
マーリンズに重い雰囲気が漂う中、イチローが中継ぎ右腕クリッパードのチェンジアップを捉える。痛烈なゴロに一塁の名手ゴールドシュミットが飛びついたが捕球できず。弾かれたボールを二塁手のセグラがつかみ、ベースカバーに入ったクリッパードに送球したものの、イチローが一足早く一塁を駆け抜けた。