ド軍ベリンジャーが本塁打強奪に続き決勝アーチの大活躍「これはアツい」
8回に“ライバル”イエリッチの本塁打をもぎ取ると、同点の9回に決勝アーチ
■ドジャース 6-5 ブルワーズ(日本時間22日・ミルウォーキー)
ドジャースのコーディ・ベリンジャー内野手が21日(日本時間22日)に行われたブルワーズ戦で、本塁打強奪に続いて決勝アーチを放つ大活躍を見せた。MLB公式インスタグラムがそれぞれを動画で紹介している。
まずは、ドジャース3点リードの8回無死走者なしの守備だ。両リーグ単独トップ13本塁打のクリスチャン・イエリッチが放った打球は、右中間方向への大飛球となった。右翼を守っていたベリンジャーは落下点に入るとタイミングよくジャンプ。もう少しでスタンドに吸い込まれそうだった打球を見事に強奪した。
8回に同点に追いつかれたドジャースは、9回2死走者なしでベリンジャーに回る。剛腕ヘイダーに2ストライクと追い込まれたが、4球目のスライダーを捉え、ライトスタンドへ完璧な決勝アーチ。右翼を守っていたイエリッチも見送るしかなかった。
MLB公式インスタグラムは、ホームランとホームランキャッチをそれぞれ動画で紹介。「コーディは与え、コーディは奪う」と旧約聖書の一節に掛けて投稿すると、攻守に渡る活躍を称賛するファンの声が相次いだ。
「そしてコーディはMVPを勝ち取る」
「冒とくだ!」
「イエリッチ対ベリンジャーは、世紀の対決」
「これはアツい」
「コーディを愛する理由」
勝利に貢献しただけでなく、本塁打王争いのライバルから1本強奪し、自らは1本追加したベリンジャー。打率.424、OPS1.382は両リーグトップ、11本塁打、28打点はイエリッチに続いて同2位と絶好調で、地区首位のチームを牽引している。