超有望株ゲレーロJr.がメジャー昇格決定 名選手の父も大喜び「誇りに思う!」
幼少期の2ショット写真をインスタで投稿「愛してるよ!」
ブルージェイズのチャーリー・モントーヨ監督が、24日(日本時間25日)のジャイアンツ戦後にブラディミール・ゲレーロJr.内野手のメジャー昇格を明言したと、米複数メディアが報じた。26日(同27日)の本拠地アスレチックス戦から合流する予定で、父親のブラディミール・ゲレーロ氏も息子の幼少時代の写真を自身のインスタグラムで投稿し、大喜びしている。
ゲレーロJr.は、今年のMLB公式サイトのプロスペクトランキングでメジャー全体1位と評価されている超有望株。スプリングトレーニングで負傷して出遅れたものの、3Aではここまで8試合出場で打率.367、3本塁打、8打点、OPS(出塁率+長打率)1.124と圧倒的な成績を残している。
さらに、父親が2018年に米国野球殿堂入りした名選手であることも有名。“悪球打ち”や“鉄砲肩”でも知られるゲレーロ氏は、通算打率.318、449本塁打、1496打点、MVP選出1度、オールスター出場8度、シルバースラッガー賞7度など輝かしい実績を残した、メジャーを代表するスター選手だった。
そのゲレーロ氏は、息子のメジャー昇格の一報に大喜び。エクスポズ時代(現ナショナルズ)、まだ幼かったゲレーロJr.と2人でフレームに収まった写真をインスタグラムで公開した。可愛らしいゲレーロJr.は父親とともに帽子を掲げ、ファンの声援に応えているようだ。ゲレーロ氏は「我が息子よ! 幼少時の君を見ていたこの国は、大人になる君の姿を見ることになるぞ。誇りに思っているぞ! 愛してるよ!」とコメントを添えている。
エクスポズの本拠地だったモントリオールは、ブルージェイズのトロントと同じくカナダにある。かつて自身が大暴れした国で息子がデビューすることに感慨深いようだ。超有望株はメジャーでどのような活躍を見せてくれるだろうか。