ハム斎藤佑、1軍再昇格後は2戦3回無失点 直球に手応え「ファウルを取れた」

日本ハム・斎藤佑樹【写真:荒川祐史】
日本ハム・斎藤佑樹【写真:荒川祐史】

1イニング目はわずか9球で3人斬り「亮がうまく引き出してくれました」

■ソフトバンク 5-1 日本ハム(27日・札幌ドーム)

 日本ハムの斎藤佑樹投手が27日、本拠地ソフトバンク戦に4番手として登板。4点ビハインドの8回から2イニングを1安打無失点に抑えた。

 打線が1点を返して反撃ムードをつくった直後の8回だった。斎藤の名前がコールされると、スタンドが一気に沸いた。その期待に応えるように、明石を左飛、甲斐を三ゴロ、上林を139キロ直球で空振り三振とわずか9球で打者3人を片付けた。

 続く9回は1死後、三森に右翼線三塁打を許したものの、高田を低めのチェンジアップで空振り三振、松田を中飛に打ち取り、後続を断った。2回を無失点に抑えた斎藤は「今日は真っ直ぐでファウルを取れましたし、亮がうまく引き出してくれました」と女房役の石川亮捕手に感謝した。

 20日に1軍再昇格後は、いずれも負けている場面での登板ながら、2試合3イニング無失点。「一つ一つ結果を積み重ねていくしかないので」という言葉通り、結果で信頼を勝ち取っていく。

(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)

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