「あーだ、こーだ考えず」…ハム近藤、11Kの鷹・千賀から3安打と好相性維持

日本ハム・近藤健介【写真:石川加奈子】
日本ハム・近藤健介【写真:石川加奈子】

進化する豪腕から1人3安打「シンプルに対応していくのがいいのかな」

■ソフトバンク 5-1 日本ハム(27日・札幌ドーム)

 日本ハムの近藤健介外野手が27日、本拠地ソフトバンク戦で今季初の猛打賞を記録した。

 7回を投げて11三振を奪ったソフトバンクの千賀から一人で3安打。2回は156キロの内角直球を左前へ、5回は134キロのフォークを中前へ弾き返し、7回にも中前打を放った。

「スピードが速くなり、その分変化球も対応しにくくなった」と千賀の進化を感じる一方で、昨季5打数3安打をマークした相性の良さは維持。「相性はいいけど、対戦は嫌ですよ」と苦笑した近藤は「初球からどんどん打てる球に手を出していくこと。速い分、あーだ、こーだと考えず、シンプルに対応していくのがいいのかな」と好相性の理由を自己分析した。

 首位打者を目標に掲げる今季はここまで3安打の固め打ちはなし。この試合の前まで打率.250と乗り切れていなかったが「あれだけ何とかしようとしているので早い段階で何とかなる。あそこまで自分を追い込めるのはすごい」と話していた栗山英樹監督の予想通りに状態を上げてきた。

(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)

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