前田健太、6回途中無失点&通算500K達成も…救援打たれトップタイ4勝目は消滅
日本人9人目のメジャー通算500奪三振達成、4勝目の権利持ち降板も…ドジャースは連敗4で止まる
■ジャイアンツ 3-2 ドジャース(日本時間30日・サンフランシスコ)
ドジャースの前田健太投手は29日(日本時間30日)、敵地ジャイアンツ戦で先発。日本人投手として9人目のメジャー通算500奪三振を達成するなど、5回0/3を7安打無失点3奪三振と粘りの投球を見せ、勝利投手の権利を持ってマウンドを降りたが、リリーフ陣がリードを守れず。勝てばリーグトップタイの4勝目だったが、消滅した。ドジャースは2-3で敗れ、連勝は「4」で止まった。
前田は初回、先頭のパニックにバント安打を許すも、ソラルテを直球で空振り三振。ベルトにも左前打を浴びてピンチを背負ったが、ポージーを右飛、サンドバルを左飛と強打者を打ち取り、無失点で切り抜けた。2回はクロフォードに四球を与え、ピラーには右前打を許したが、右翼ベリンジャーが三塁を狙ったクロフォードを好送球で刺してアウト。味方の好守に救われた。
その後、パーラを中直、ピッチャーのサマージャを空振り三振で3アウト。3回は2死からクロフォードに中前打を許したが、ピラーは左飛。5回は1死から代打オースティンに右前打を浴びるも、ソラルテはマンシーの美技で一直とすると、ベルトは切れ味抜群のチェンジアップで空振り三振。ピンチを切り抜け、雄叫びを上げた。これがメジャー通算500個目の三振となった。
ドジャースは直後の6回、絶好調のベリンジャー、マンシーのタイムリーで待望の援護点を奪うも、前田は直後の6回に先頭ポージーに二塁打を浴びて降板。ここは救援陣が後続を断ったが、7回にピンチで登板した4番手のフローロが走者一掃の3点二塁打を浴び、前田の白星は消滅した。
前田は5回0/3を投げ、7安打無失点3奪三振。73球を投げてストライクは45球。防御率は4.41となった。
(Full-Count編集部)