ホークス武田、“令和初戦”は「いつも通り」 課題は「自然と体重移動」
4月の投球を振り返り「上々かなと思います」
■ソフトバンク – 楽天(1日・ヤフオクドーム)
ソフトバンクの武田翔太投手が、新元号・令和の初試合となる5月1日の楽天戦(ヤフオクドーム)に先発する。
開幕後の最初の1か月を首位で通過したソフトバンク。新元号「令和」として迎える新たな月の初陣を飾るのは武田だ。「(元号のことは)あまりに気にしないです。平凡な一日を過ごしますよ。平凡というか、いつも通りですね」と笑顔。
4月は4試合に先発して2勝1敗。前回登板(24日のオリックス戦)では7回途中1失点ながら森唯斗が逆転を許して勝ち星を手にすることはできなかった。その試合を含めて3試合でクオリティスタートを記録しており「調子は悪くない」と自身を分析。
ここまでの投球を振り返り「4月に関しては上々かなと思います。まっすぐが良くなったことですかね。1試合目と2試合目は合格点、3試合目と4試合目はちょっと(下半身が)横振りだったのでそこは修正して」と語り、「5月はまた切り替えてやります」と、本拠地の楽天戦で新たなスタートを切る。
課題は自身でも明確で「下半身も使えてきていると思いますが、意識的に使おうとしていることは修正したいです。ちょっと横振りになってきているんですが、これを縦軸に戻そうとすると(身体の)開きが出てくる。自然と体重移動ができるようにチューニングしていくことが大事」。冷静に気負うことなく武田は令和1勝目を狙う。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)