ダルビッシュ、次回登板は5日本拠地カージナルス戦に決定 中6日で3勝目狙う
2勝目を挙げた前回登板は今季初のQSを達成
カブスのマドン監督は4月30日(日本時間5月1日)、遠征先のシアトルで「ダルビッシュは土曜日に投げる」と語り、次回登板が5月4日(同5日)の本拠地シカゴでのカージナルス戦になることを明らかにした。
ダルビッシュはこの日、力を入れたキャッチボールで約15分の調整を行った。外野で30メートルほどの距離まで伸ばすと、投本間の距離からはカーブやチェンジアップなどの変化球を交え、時折、相手役と言葉を交わしながら投げ込んだ。
チームは前日29日(同4月30日)は試合がなく、また2日が移動日となり前回登板同様に中6日でのマウンドに上がるダルビッシュ。シアトルでの2連戦の間にブルペン投球を行う予定。
前回27日は今季6戦目の登板で初の100球を超える110球を投じ、今季初のクオリティースタート(QS=6回自責点3以内)を記録。試合後、マドン監督は「見ていて楽しかった。6回を投げてもらいたかった。それが彼のためにもなるから」と頬を緩め「次のステップは素晴らしい投手であることを彼自身が認めてマウンドに登ることだ。なぜなら、彼は素晴らしい投球ができる能力を持っているからだ」と、期待の高さを言葉にしている。
心技体で充実度を増すダルビッシュ。3勝目を狙う次回登板に期待度も増す。
(木崎英夫 / Hideo Kizaki)