西武、令和は黒星スタート 辻監督は外崎らの復調望む「我慢強いよ、オレは」
先発の高橋光は3回途中5失点「どうしたんだろうね、3回から別人だった」
■日本ハム 7-2 西武(1日・メットライフ)
西武が令和最初の試合となった1日の日ハム戦(メットライフ)に7-2で敗れ、再び借金を1とした。
先発の高橋光が3回途中5失点と試合を作れず3敗目。辻監督は「初回は球の勢いもあったし、最少失点で抑えるかと思っていたんだけれど。どうしたんだろうね、3回から別人だった。下位打線に四球で押し出し。0点で済んだ」と首をかしげた。
打線も山川と秋山にそれぞれソロが飛び出したが、得点はこの2点のみ。6回、7回、8回とチャンスを作りながら得点に結びつけることはできなかった。6番の外崎に好機で打席が回ったが凡退。辻監督は外崎の状態について「真っ直ぐを待っていてもボール球に手が出てしまう。タイミングじゃないか。何も考えずにいけばいいのに」と話した。また、「外崎と金子侑はレギュラーでやってくれないといけない。1打席でも早く何かをつかんでくれれば。我慢強いよ、オレは」と打線のキーマンたちの復調を待ち望んでいた。
今回も森に対して日ハムは三塁手を二塁寄りに守らせる「森シフト」を展開したが、森は第1打席でがら空きの三塁方向へゴロを放ち、これが内野安打となった。森はシフトに対して「特に意識してないです。(ヒットは)たまたまです」と話した。
(安藤かなみ / Kanami Ando)