ビデオ判定でセーフに覆るも…カブス三塁手の驚異的プレーに敵地もどよめき
バエツが美技、捕球できずに尻餅つくも落ちてきたボールを素手捕球→座ったまま矢のような送球
24日(日本時間25日)にマーリンズパークで行われたマーリンズ-カブス戦で驚異的なプレーが飛び出した。
6回、マーリンズのオズナが勝ち越しソロを放ち、2-1となった後のプレーだった。2死走者なしでリアルミュートが三塁へ強いゴロを放つと、カブスの三塁手バエツは滑りこみながら捕球しようとしたが掴みきれず、グラブに当たったボールは上に大きく弾んだ。
しかし、落ちてきたボールを右手で掴むと、グラウンドに座ったままの状態で体をねじらせて、一塁へ矢のような送球。一塁塁審はアウトを宣告した。衝撃的なプレーに、敵地マーリンズパークのどよめきはしばらくおさまらなかった。
ただ、タイミングはセーフだったため、マーリンズがチャレンジを要求。ビデオ判定の結果、セーフへと覆った。それでも、一塁審判も勢いで思わずアウトを宣告してしまうようなスーパープレー。メジャーならではの美技で、スタジアムを沸かせた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count