イチロー、2984安打&完璧505盗塁に脱帽の声 「42歳。未だに余裕で盗塁」
先制点と同点のホーム踏む活躍、恩師モリター氏を抜いて歴代単独37位の505盗塁に
マーリンズのイチロー外野手は25日(日本時間26日)、本拠地でのカブス戦に「1番・センター」で3試合ぶりに先発出場し、4打数1安打1四球1盗塁2得点をマーク。リードオフマンとして、先制点と同点のホームを踏む活躍を見せた。
メジャー通算2984安打で、3000安打へは残り16本。今季7盗塁目で現役最多の盗塁数を「505」に伸ばし、マリナーズ時代の恩師を抜き去ってメジャー歴代単独37位となった。マーリンズ公式ツイッターでは背番号51の衰え知らずのスピードについて、「42歳。余裕で盗塁を決める」と脱帽している。マーリンズは9-6でリーグ最高勝率のカブスに競り勝った。
初回、イチローは韋駄天ぶりを見せつけた。カブス先発ラッキーに2球で追い込まれながら、そこから4球連続ボールで出塁。すると、続くプラドへの初球で二盗に成功。二塁手のバエスが捕球した際には、スライディングで伸ばした右足は二塁ベースに完璧に届いていた。
マーリンズ公式ツイッターは、イチローが塁上で笑みを浮かべる動画を紹介。「42歳。そして、未だに余裕で盗塁を決める」とのメッセージで脱帽している。イチローは、マリナーズ時代の打撃コーチで米国野球殿堂入りも果たしている現ツインズ監督のポール・モリター氏と通算盗塁数で並んでいたが、505に伸ばして名プレーヤーを抜き、メジャー歴代単独37位に浮上した。