前田健太、2被弾で5敗目 監督悔やむ「余力を残しているように見えたが…」

2013年のMVP男に2打席連続弾浴びる、「カウントを悪くしてまったことが原因」

 ドジャースの前田健太投手は25日、敵地でのパイレーツ戦に先発し、5回0/3を4安打4失点4奪三振2四球で5敗目(6勝)を喫した。4回にマカッチェンに先制ソロを浴びると、同点となって迎えた6回にも2打席連続本塁打となる3ランを浴びて降板。2013年にリーグMVPを獲得した相手主砲の2発に沈み、ドジャースは1-6で敗れた。

 痛恨だった。味方打線が同点に追いついた直後の6回のマウンド。前田は先頭のジェイソにストレートの四球を与えてしまう。マルテには技ありの打撃でライト前に運ばれ、無死一、二塁のピンチ。ここで4回に先制本塁打を浴びていたマカッチェンを打席に迎えた。

 3連続ボールの後、スライダーがファウルとなって、ようやく1ストライク。しかし、続く5球目の91マイル(約147キロ)の直球を左中間スタンドに運ばれた。4回の先制弾も、3ボールからフルカウントまで何とか持ち直したものの、7球目の変化球を捉えられていた。

 米全国紙「USAトゥデー」によると、前田は試合後に「どちらのホームランもカウントを悪くしてまったことが原因です。先手を打って勝負にでることが出来ず、それがアダになりました」と通訳を介してコメントしたという。

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