ロッテ・ナバーロ4打点、日ハムは逆転5連勝&中田に代打…27日のプロ野球
SB武田は3連続四球で自滅、西武岸は140球を投げて4敗目
プロ野球は27日、パ・リーグの2試合が行われた。ロッテは逃げ切りに成功し、首位ソフトバンクに勝利した。初回にナバーロの2点打で先制。3回にも鈴木、田村のタイムリーなどで4点を加え、ソフトバンク武田をKOした。4回にはナバーロの4打点目となる2ラン、5回には細谷のタイムリーで9-0と一方的な展開に。6回まで無失点の先発・涌井は7回に2失点、9回には4点を失ったものの、6失点(自責4)で完投した。ソフトバンクは武田が3回に先頭から3連続四球を与えるなど自滅。打撃陣が終盤に必死の追い上げも、及ばなかった。
日本ハムは7回に一挙5点を奪い、西武に逆転勝ちした。4点を追う状況で、代打・大嶋の犠飛や相手失策で2得点。なおも2死一、二塁の好機で、栗山監督が不動の4番・中田に代打・矢野を送った。四球で満塁にチャンスを広げると、田中賢が2点タイムリーで同点。さらに、続くレアードが勝ち越し打を放った。7回の1イニングを無失点に抑えた白村が今季初勝利で、チームは今季初の5連勝。西武は岸が6回まで3失点も、続投した7回に逆転を許して降板。1人で140球を投げ、8失点ながら自責は2だった。
【パ・リーグ】
◇ソフトバンク 6-9 ロッテ(東京ドーム)
勝 涌井(7勝3敗)
敗 武田(8勝2敗)
HR【ロ】ナバーロ7号
◇日本ハム 8-7 西武(札幌ドーム)
勝 白村(1勝0敗)
敗 岸(2勝4敗)
S マーティン(1勝0敗5セーブ)
HR【日】陽9号【西】メヒア24号
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count