ロッテ、ソフトバンク追走へあの手この手 カフェイン類を控えて打線好調!?
楠コーチの発案で試合前は“カフェイン断ち”、夏場へ向けて今後は「乳酸菌摂取」も?
マイボトルを球場に持参するなど、大のコーヒー党だったロッテの鈴木大地内野手が、試合前のカフェイン断ち効果を発揮している。コーラやコーヒーなど、利尿作用のあるカフェイン類は試合前に飲むと脱水症状をまねき、ケガの恐れもあることから、西武戦(24~26日)から楠トレーニングコーチの発案で、チームぐるみで控えている。
その効果もあってか、打線は好調。鈴木は西武戦でもいい働きを見せ、27日のソフトバンク戦でも3回無死満塁で武田から右前に鮮やかなクリーンヒット。チーム3点目を叩きだした。
角中、デスパイネ、ナバーロが3者連続で四球で歩いたのが伏線で「前の3人が粘って、色んなボールを投げさせた。(そのボールを見て)タイミングを合わせることができた」とストレートを叩いた。6月10日のヤクルト戦以来、17日ぶりのタイムリーだった。体調がいい証でもある。
「これから夏場に向う。疲労回復など、乳酸菌を摂取すると、コンディショニング効果が上がるようなので、ロッテ製品の乳酸菌ショコラをロッカーやベンチに置いてみたらいいかもしれない」と楠トレーニングコーチ。ソフトバンクの牙城を何とか突き崩そうと、ロッテはあの手この手、チーム一丸で攻めの姿勢を見せている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count