前日に代打送られた日ハム中田、先発外れる “代役4番”に陽岱鋼、大谷は3番
栗山監督は前日試合後に「腰の張り」と説明、試合前の打撃練習は通常通り参加
日本ハムの中田翔内野手が28日の西武戦(札幌ドーム)でスタメンから外れた。27日の試合中に訴えた腰の張りが理由とみられる。“代役4番”には3戦3本塁打と打撃好調な陽岱鋼外野手が入った。
中田は27日の西武戦で中飛、遊ゴロ、見逃し三振と3打数無安打。2点差に迫った7回2死一、二塁の絶好機で代打・矢野謙次を送られていた。最近10試合で38打数4安打と不振を極めているが、試合後に栗山監督は「腰の張りです。これ以上でもこれ以下でもない。こちらに選択権がないんだから」と話すにとどめていた。
中田はこの日、通常通り試合前の打撃練習に参加。栗山監督は練習前に「状態を聞いてみてから」と話していたが、不動の4番のスタメン起用を見送った。
陽岱鋼は昨年8月29、30日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)以来の4番スタメン。中田が28日の同カードの走塁中に右足首をひねった状態で転倒。29日から2戦連続で代打出場だった。陽岱鋼には“代役4番”として期待がかかる。
プロ初の4番起用が期待された大谷翔平投手は「3番・指名打者」で出場する。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count