オリックス連敗6で止める 殊勲者・大城が凱旋ヒーローインタビュー

福良監督56歳誕生日をウイニングボールで祝福、「勝ててよかった」と3勝目・西野

 沖縄で54年ぶりのパ公式戦となったオリックスー楽天戦は3-2で辛くもオリックスが1点差で勝利、オリックスは連敗を6で止めた。ヒーローインタビューに呼ばれたのは、3勝目を挙げた先発・西と沖縄出身の大城だった。

 打席に入ると、想像以上の歓声が大城の耳に届いた。「(声援が)聞こえたので力になりました。(1打席目は左飛に)いい感じで振りぬけたのでヒットになってほしいと思っていましたが(打球は伸びず)ウエート不足です」と苦笑いした。しかし、次の打席ではきっちりと犠飛で打点をマーク。「あの場面はどうしても先に1点が欲しかった。三塁ランナーをかえすことだけ心がけました」と凱旋試合で結果を残せたことを喜んだ。

 先発の西は7回1失点。この日は福良監督の56歳の誕生日だった。「監督にウイニングボールを渡したいと思っていたので、勝ててよかった」。試合を締めた平野が指揮官に記念のボールを手渡したという。試合は遊撃の安達、二塁の西野が2人で5失策という拙守もあったが、投手陣が粘り、1点差勝利。連敗を6で止めた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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