前田健太の161キロ打球を…マチャドが華麗美技「スピンサイクル」→“鬼肩”剛速球
333億円男の美技が話題、ファンは脱帽「本当にエグい…」「完璧なキャノン」
■パドレス 8-5 ドジャース(日本時間6日・サンディエゴ)
ドジャースの前田健太投手は5日(日本時間6日)、敵地でのパドレス戦に先発し、6回3安打4失点6奪三振3四球で4勝目はならなかった。打撃では、三遊間への100マイル(約161キロ)の痛烈なゴロを打つも、昨季同僚だったマチャドの美技でヒットにならず。このプレーの動画をMLB公式ツイッターも公開しており、マチャドの一塁への“剛速球”にファンは「完璧なキャノン」と脱帽している。
2点ビハインドで迎えた4回だった。前田は2死三塁の好機で三遊間へのヒット性の打球を放った。MLB公式サイトの解析システム「スタットキャスト」によると、100マイルと野手顔負けの打球速度を記録したが、飛んだ場所が悪かった。
ショートで先発していたマチャドは、斜め後方にスライディングしながら難しいバウンドの打球を華麗にキャッチ。回転しながら立ち上がると、三遊間最深部から一塁へ剛速球を送った。前田はアウト。得点を奪うことはできなかった。
このプレーの動画をMLB公式ツイッターは「スピンサイクル」と一言添えて投稿。すると、ファンからは「彼は本当にエグい……」「スライディング、捕球、送球、アウト」「パドレスは良い投資をしたと思う。彼は何でもできる」「この男が恋しい」「完璧なキャノン」などと脱帽の声が次々とあがった。
マチャドは昨季、シーズン途中にドジャースに移籍するも、世界一はならず。オフにFAとなり、10年総額3億ドル(約333億円)の超大型契約をパドレスと結んで話題となった。この日は華麗な守備でパドレスファンを沸かせた。
一方、ドジャースは前田が粘りの投球で望みをつなぐと、降板後に逆転。しかし、1点リードの9回に守護神ジャンセンが代打逆転満塁サヨナラ弾を浴び、5-8で敗れた。