ロッテ・レアード、12号ソロ&13号満塁弾「スシ握れて嬉しい」キング争い山川に並ぶ

ロッテのブランドン・レアード【写真:荒川祐史】
ロッテのブランドン・レアード【写真:荒川祐史】

2回に先制ソロを放ち、8回にはダメ押しのグランドスラム

■ロッテ 12-1 西武(8日・前橋)

 ロッテのブランドン・レアード内野手が8日、前橋で行われた西武戦で1試合2発を放ち、西武の山川と並びキング争いのトップに並んだ。

 2回に先制ソロを放ったレアード。6点リードで迎えた8回2死満塁のチャンスでは「狙い球通り」と佐野のストレートを振り抜き、レフトスタンド最上段に叩き込むグランドスラム。2本塁打5打点の活躍で、チームに大量得点をもたらしたレアードは「1試合で2本はなかなかできることじゃない。感じはよかったし、チームに貢献出来て嬉しいよ」と笑顔を見せた。

 ホームランだけでなく打率もチーム内トップの.322とハイアベレージを残しているが、「自分の打席の中でしっかりボールを見極めて、辛抱強く自分のストライクゾーンの中で勝負できているということ。その延長線上でホームランが出ているし、今のところしっかりとした打撃ができて嬉しく思う」と頷いた。

 群馬での試合は2017年日本ハムに在籍していた際にも出場経験があるが、ホームランはこの日が初めて。「群馬のマリーンズファンにスシを握ってあげられたことが非常に嬉しく思いますし、彼らのためにホームランが打てていい1日です」と、幕張の“スシボーイ”レアードは群馬でも終始ご機嫌だった。

(安藤かなみ / Kanami Ando)

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