イチロー代打で今季初犠飛で2戦連続打点 通算3000安打へ「12」のまま
8回1死三塁の好機でキッチリ仕事も、チームは5-8で3連敗
マーリンズのイチロー外野手が30日(日本時間1日)、敵地でのブレーブス戦に代打出場し、センターへの犠牲フライで1点を返した。これでメジャー通算は2988安打、3000本の金字塔まで残り「12」のままとなった。チームは5-8で敗れ、3連敗となった。
5試合ぶりに先発を外れたが、打席での仕事は果たした。試合はあいにくの雨で途中中断をはさむ悪条件となったが、出番に向けていつもと変わらぬ準備を進めたイチローは、8回に打席へ向かった。4点ビハインドの劣勢ながら、1死三塁と反撃のチャンス。好機でブレーブス5番手ジョンソンと対峙すると、カウント2-2から7球目速球を振り抜いた。バットから勢いよく飛び出した打球はセンターへ向かう犠牲フライに。今季初の犠牲フライで1点を返し、2試合連続打点を挙げた。
メジャー通算安打数は2988本、3000本まで残り「12」のままとなったが、点差を縮める貴重な打撃を披露。メジャー史上29人しか到達がない3000安打の聖域に向けて、好調は維持されている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count