マーリンズで「崇拝」されるイチロー シアトル地元紙が移籍後の“変化”特集
古巣地元紙がイチロー特集、当時と現在の違いとは?
メジャー史上30人目となる3000安打に迫っているマーリンズ・イチロー外野手。いまだ輝きを放ち続けるベテラン外野手の「変化」について、米地元紙が特集している。「シアトル・タイムズ」電子版が「3000安打に近づくイチロー、42歳にしていまだ予想を覆す」との見出しで報じている。
メジャー16年目を迎えているイチローはここまで通算2988安打を放ち、3000安打まで残り12本と迫っている。昨季加入したマーリンズではキャリアワーストの打率.229と苦しんだが、2年目の今季は見事に復調。4番手の外野手として出番が限られる中で安打を量産し、ここまで打率.342、出塁率.418で、盗塁はチームトップの7個を記録している。
そんなベテランについて、古巣マリナーズの本拠地であるシアトルの地元紙が特集記事を掲載。イチローや関係者の言葉を交えながらここまでの変化や現状を掘り下げている。
記事を執筆したラリー・ストーン記者は「私の見解では、チームメイトの何人かはイチローのことを自己中心的な選手だと見なしていた」とマリナーズ時代を回顧。その要因の一つに渡米後にイチローに圧し掛かったプレッシャーを挙げ、テレビ解説を務めるリッチ・ウォルツ氏の「2001年に彼がMLBに来た時は大きな重圧に晒されていたんだ」とのコメントも紹介した。