鷹・松田宣が9号ソロ 「扱いやすい方」の“巨人坂本勇モデル”バットで貴重な一発
2点差に広げる本塁打、連敗ストップに「みんなで勝ち抜いたのが良かった」
■ソフトバンク 4-2 ロッテ(11日・ヤフオクドーム)
ソフトバンクの松田宣浩内野手が11日、ロッテ戦の8回裏に点差を2点に広げる貴重な9号ソロ本塁打を放った。
まさに値千金の一発だ。1点リードで迎えた8回裏、松田宣がライトのホームランテラスに9号のソロ本塁打を放ち、2点差として守護神・森唯斗につないだ。
この試合では二飛、三振、遊ゴロと3打席快音がなく「感じが悪かったので何とか食らいついていった。いい方のバットを使った」と松田宣。重さは同じながら形が違う2種類のバットを使っているといい、その違いを「扱いやすい方と(打球が)飛ぶ方」と説明する。「扱いやすい方」は巨人の坂本勇人モデルで、8回の一発もこのバットから飛び出した。
この日はタカガールデー初日で、選手はピンクのラインが入ったピンクリボンユニフォームを着用。「自分的に好きな色」という松田宣としては、気分的にも乗っていけたのだろう。
初回の無死満塁の守りでは、「荻野の足を考えたら、5-3(三塁と一塁の併殺)で良かったと思う」と、冷静な判断で井上の打球を処理して併殺に取り、最少失点で終わらせた。
最後は「みんなで勝ち抜いたのが良かった」と、ブルペン陣の好投も含めてチームとして連敗を止めたことを素直に喜んでいた。