レ軍セールが驚愕奪三振ショー! 7回で自己最多17Kも…チームは敗戦
17三振以上を奪いながらチームが負けたのは19年ぶり珍事
■ロッキーズ 5-4 Rソックス(日本時間15日・ボストン)
レッドソックスのクリス・セール投手が14日(日本時間15日)、本拠地でのロッキーズ戦で先発し、7回を投げて17個の三振を奪う驚愕の奪三振ショーを演じた。
初回、いきなり圧巻の3者連続三振を奪う立ち上がりを見せたセール。2回も3者連続三振を奪い、初回から6連続三振とした。3回先頭のダールに二ゴロとされ、連続三振は途切れたが、3回まで打者9人で8三振とした。7回にアレナドに11号2ランを浴びて2点を失ったものの、セールは7回3安打2失点17奪三振の快投。7回まで奪った21個のアウトのうち、17個を三振で奪った。
レッドソックスは8回、セールのあとを受けたワークマンが逆転を許し、左腕の白星は消滅。延長11回に元広島のブレイシアが勝ち越しを許して敗れた。MLB公式サイトの「スタットキャスト」担当デビッド・アドラー記者によると、17三振以上を奪いながら勝利投手になれなかったのは2001年5月8日のダイヤモンドバックスのランディ・ジョンソン投手以来、18年ぶり。17三振以上を奪いながら、チームが敗れたのは2000年5月6日、レッドソックスのペドロ・マルティネス投手以来、19年ぶりとなった。