侍・稲葉監督、鷹今宮を高評価「非常にいい」大竹にも関心「初見では打ちづらい」
15日のソフトバンク対西武戦に視察に訪れる
侍ジャパンの稲葉篤紀監督が15日、ヤフオクドームを訪れ、建山義紀投手コーチ、井端弘和内野守備走塁コーチらとともにソフトバンク対西武の一戦を視察した。
稲葉監督らはソフトバンクの試合前練習から視察。工藤公康監督と挨拶を交わすと甲斐拓也捕手や千賀滉大投手などに笑顔で声をかけた。また、昨秋の「WBSC U-23ワールドカップ」に参加した周東佑京内野手も稲葉監督の元に駆け寄って挨拶した。
視察を終えた稲葉監督は、1点差の接戦に「非常に考えさせられる場面が多く、勉強になる試合でした」とひと言。そのうえで2発の本塁打を放った西武の山川穂高内野手について「2本は魅力を感じました。相手チームがすごく研究する中であれだけの成績を残せる。どの国でも一発の怖さはあるんでね」と評価した。
ソフトバンクで名前を挙げたのが今宮健太内野手だ。「今年は非常にいいですね。ショートとしてチームを引っ張り、頼もしく思っています」と稲葉監督。ともに代表経験がある甲斐と森友哉という2人の捕手には「今日は若い投手を考えながらリードしていましたね。両捕手とも成長していると思います」とした。
また、ソフトバンクの先発・大竹耕太郎投手について「球の出どころが見づらくて、初見では打ちづらいように思います。他のチームに印象を聞いてみたい」と大きな興味を示していた。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)