前田健太、奪三振ショー! 5回10奪三振無失点 先制打&右前打でメジャー初マルチも
2回の第1打席で右翼線へとポトリと落ちる先制の適時打
■ドジャース – パドレス(日本時間16日・ロサンゼルス)
ドジャースの前田健太投手が15日(日本時間16日)、本拠地でのパドレス戦に先発し、5回までパドレス打線を無失点に抑える好投を見せている。右腕は序盤から“奪三振ショー”を展開。6連続三振を奪うなど、5回までに早くも今季最多の10個の三振を奪っている。
今季9試合目の先発マウンドにあがった前田。1回、2回とパドレス打線を無失点に封じる、安定した立ち上がりを見せた。2回1死から2者連続三振、3回は3者連続三振を奪い、4回先頭まで実に6者連続三振。その後2死三塁のピンチを背負ったが、ここも三振を奪ってピンチを切り抜けた。5回も2つの三振を奪い、前田は5回まで2安打10奪三振と圧巻のピッチングを披露している。
バットでも自らを援護した。2回2死二、三塁のチャンスで打席に立つと、1ボール2ストライクからの5球目、ストロームのスライダーを捉えた打球は右翼線へとフラフラと舞い上がった。打球は一塁手、二塁手、右翼手の間にポトリと落ちる右前安打。スタートを切っていた2人の走者が生還し、先制の2点適時打となった。今季4本目の安打は今季初の適時打と初の打点となった。
さらに4回の先頭で打席に立った前田は2ストライクからの3球目を右前へと弾き返し、右前安打。1打席目のタイムリーに続いて安打を放ち、メジャー初のマルチ安打を記録した。
(Full-Count編集部)