川崎宗則が85日ぶりメジャー昇格「今日からメジャー昇格します!」

同僚に早速爆笑もたらし、新人王ブライアント「彼こそ必要な存在」

 カブスは9日(日本時間10日)、傘下3A所属だった川崎宗則内野手をメジャー昇格させると発表した。若手選手カンデラリオの降格に伴う措置で今季2度目。今季開幕はマイナーで迎えたが、4月8日に早速メジャーに昇格し、15日にマイナーに降格となっていた。

 4月15日以来85日ぶりとなる今季2度目の昇格に、ムネリンがツイッターで喜びを報告した。

「今日からメジャー昇格します!」

 7月に入り、1勝8敗と大きく調子を崩しているカブスに、早速“ムネリン効果”が表れたようだ。ESPN電子版は、昨季新人王のクリス・ブライアントが明かしたエピソードを伝えている。記事によれば、敵地ピッツバーグでチームに合流した川崎に、球場に移動するバスの中で同僚ゾブリストが質問した。「(今日は)どこから来たの?」出身地を聞かれたと思った川崎はすかさず「ジャパン!」と返答。これにチームメイトから大爆笑が巻き起こり、ブライアントは「今カブスのクラブハウスに必要なのは川崎みたいに面白い人」だと話したそうだ。

 川崎は今季マイナーで61試合に出場し、打率.271、11盗塁を記録している。前回のメジャー昇格時には、2試合に出場して2打数1安打1盗塁だった。

 怪我人続出で好調にストップが掛かってしまったカブスだが、ムネリンの加入を起爆剤に、2連勝で前半戦を締めくくりたいところだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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