前田健太、決勝打含む初マルチ 先制打動画にファン喝采「キング」「素晴らしい」
12奪三振以上を奪い、尚且つ2点以上のチーム全得点を生んだメジャー初の偉業
■ドジャース 2-0 パドレス(日本時間16日・ロサンゼルス)
ドジャースの前田健太投手が15日(日本時間16日)、本拠地でのパドレス戦に先発し、今季5勝目をマークした。6連続三振を含む今季最多の12個の三振を全て空振りで奪い、6回2/3を投げて3安打無失点。打っても、この日の全得点を叩き出す先制の2点適時打を放つなど、2安打2打点。メジャー初マルチ安打を記録して投打で大活躍した。
野手のお株を奪う活躍だった。圧巻の好投を見せた前田は、バットでも大活躍だった。2回2死二、三塁でこの日の第1打席では追い込まれながら、一塁手、二塁手、右翼手のちょうど間にポトリと落ちる右前安打。2人の走者が一気に生還し、先制の2点適時打となった。
前田はさらに4回の第2打席でも右前安打を放って、打っても2安打2打点の活躍。投げるだけでなく、バットでもチームに貢献する働きにファンも喝采の声をあげた。ドジャースの公式ツイッターは「#良く打つ投手たち」として、前田のタイムリーのシーンを動画で紹介。ファンからも称賛のコメントが並んだ。
「キング」
「イエーーース」
「レッツ・ゴーーーーー。i KENT believe it!!!!!」
「最後に見せた彼の笑いが全て!!!」
「マエダはすばらしい!!! 彼の単打は巧妙」
「良く打つ投手」
「ドジャースの投手は何でもできる!」
この2打点が、この日のチームの全得点となり、右腕は自身の力投でリードを守った。前田は、この日、12奪三振以上を奪い、尚且つ2点以上のチームの全得点を生んだメジャー史上初の偉業を達成した。
(Full-Count編集部)